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宿のスタッフの方々に見送られながら出発。Upi Guest House(地図)から5日連続キャンプしてサファリへと向かいます。ハードだけど頑張ります!
Otaviまで90km。今日はあと70km走って野宿。
途中でotaviまで車で載せて行くよ。と車に乗ったご夫婦に言われたが、申し訳ないのだが断った。ありがたいのだが自転車で走りたい。今回だけでなくいつもピックアップのお誘いには申し訳ないのだが断るようにしている。のだが数分後にやっぱりピックアップされておけば良かったかな、といつも考えてしまう。というのも車だと1時間で走れる距離が自転車だと10時間掛かる。ピックアップの誘惑はそのことを思い出してしまって気持ちが少し滅入る。
この日も向かい風に苦しんだ。アフリカ旅をはじめてから、常に北から風が吹いている。強烈な風に一度引き返したこともあった。この日は風を我慢しながら、かろうじて走れるといったところ。
思ったように速度を出せず時刻は夕方の4時。辺りが夕焼けになってきた。もう2時間走って野宿しようかと考えていると…。
フランス人のチャリダーAldoさんとアフリカで出会う。アフリカで本格的なチャリダーに出会うのは初めての事。彼はフランスから旅してるらしい。ケニアでマラリアに掛かったとのこと。無事に元気で良かった。彼は日本へ旅行していたこともあって、日本が好きだと言っていた。SNSを交換しお互いに「良い旅を」と言ってお別れ。
さっきまで風の音しか耳に入らなかったからだろうか、Aldoさんと話をしていると元気を貰った。僕は再び走り出した。水もあと4ℓあるから野宿も大丈夫そう。野宿する場所を考えながら走った。
事前にGoogleMap上で調べていた宿が見えてきた。この辺りではリゾート宿で1泊の値段が高く、テントサイトもないので諦めていたが、もしかするとお願いすれば敷地内にテントを張らせて貰えるかもなと思い、大きな門の前にあるインターホンを押した。
…すると宿のスタッフさんが出てきて「オーナー様がもうすぐ戻ってくるので、オーナー様に言ってみてください。」とのこと。大きな門が開き宿へと案内された。まあ断られるだろうな。断られたらまた野宿する場所探さなきゃ。でももしかしたらテント張らせてもらえる可能性があるからお願いしてみよう。と頭で思っていた。
なんと無料で部屋に泊めて貰えた。ありがたい。
当初は野宿の予定だったのに。申し訳なく思ってお金を払おうとしたが、無料で大丈夫とのこと。ここで運を使い果たしてないことを願う。
宿泊の代わりと言ってはなんだけど、お金を使いたくて宿のレストランで食事することにしました。ラザニアとサラダとキャベツと豚肉の炒めもの。約1400円で食べ放題でした。ありがたい気持ちで一杯です。
清潔なお部屋とベッド、シャワー付き、Wifiも早く快適。今日はKhoi-Khoi Guesthouse(地図)で寝ます。明日は100kmほど走って野宿の予定です。