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朝起きると小雨が降っていて、空には虹が掛かっていた。
昨晩の事なんだけど、深夜3時くらいだろうか。寝ていると動物の鳴き声が聞こえてきて僕は驚いて起きた。農場には僕一人だけしかいない。どこかで聞いた事のある声だったんだけど。気になったが疲れの方が勝っていてそのまま寝てしまった。朝方に気になって農場のスタッフに「ここはカバ出ますか?」と聞いてみた。
すると、農場のスタッフが神妙な顔つきになって「よくカバが出没する」と言っていた。やはりカバの声だったらしい。ナミビアでカバが出没して怖かったのを思い出した。アフリカではカバは人を殺す可能性の高い危険生物として認識されている。何事も無かったから良かった。無事に朝を迎えられたことに嬉しくなった。荷物をまとめ朝8時頃にはザンカ・アグローホーム(地図)から出発していた。今日の目的地はコンドア。およそ134km走る。
MAYAMAYA村を越えて、ZAMAHERO村へ。
地図にも載っていないような小さな村が続く。
小さな売店でビスケットを3つ購入。ひとつ約40円ほど。
チョコレート味のクリームが入った素朴な味のビスケット。昨晩から何も食べていなかったので少しでもお腹を膨らまそうとした。
KLINDONI村を越えてハネチ村へ。
昨日の目的地だったハネチ村にやっと着いた。昼食を食べようと食堂へ入った。
店内は凄い量のハエがいて、店から出ようかと悩んだが、ライスと煮た豆を注文してみた。約80円。
このブログでもお馴染みのメニュー。白米と豆は美味しかった。しかし付け合わせの野菜が食べきれなった。ここのお店だけだとは思うが野菜がまずかった。まるで雑草の味だった。しかも砂が入っているのか噛むとジャリジャリとしていた。ご飯と豆を全て食べてから再び走り出した。
道路脇に生える植物達。
この尖ったまるで針を持った植物は、本当に危ない。特にこの植物が枯れて地面におちている事があるのだがパンクの原因にもなる。そういえばまだアフリカに来てから1回しかパンクしてない。これだけ走っていてパンク1回だけなのはなんか妙に感じる。上の写真の紫色の植物は何だろう。紫色だとアジサイしか思いつかない。もし知っている人いたら教えてほしい。
自転車で走っていると子供達が元気よく声援や挨拶をくれるのだが、僕も嬉しくなるしパワーを貰っている。
時々、物乞いを受けたりするが、基本的に友好的な人が多い。村で出会った子供達と記念撮影。
長い山道が続く。新しくできた道路なのか地図には載っていない道だった。未舗装の道が出てくるかなと心配していたが、快適な舗装路を走っていた。
遠くの方で大きな黒い雲と雷音が聞こえてくる。いつ雨がふってもおかしくない天気だった。
しばらくすると小雨が降った。
目的地コンドアまでの距離はあと残り10km。時刻は17時過ぎ。マウンテンバイクに乗ったおじさんが話しかけてきた。英語が達者な方でコンドアに着くまで旅の話などしていた。落ち着きのある話し方をするおじさんだった。
コンドアに着いた。おじさんと別れの挨拶をし、僕はコンドアの中心部へと走った。
コンドアは田舎町といった雰囲気だった。
KONDOA CLIMAX(地図)という宿に宿泊することにした。
1泊1500円。
やはり小さな村の宿だと何かしら欠陥がある。ここでは部屋のライトをつけると沢山の虫達が入ってきた。どうやらドアの上部が空洞になっていて簡単に虫達が入ってこれるようだ。数分で床は虫の死骸だらけになった。気持ちの良いものではない。そしてアフリカの宿の部屋には蚊帳があることが多いのだが、蚊帳も穴だらけの宿が多い。使い物にならない。
このまま眠りにつくと虫が気になって眠れないので、この日も部屋にテントを張って寝る事にした。アフリカでは虫の病気が多く甘く考えることができない。現地の人と同じ生活をしていてはあっという間に病気に掛かってしまうだろう。
夕食はチキンライスとバナナ。美味しかった。約200円。
明日は100km走ってババティという町を目指します。