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テントを張った場所から逃げてきて、離れた場所にあるキャンプ場の受付までやってきた。

 

受付にはスタッフすら誰もいなかった。時刻は12時。怖くてテントには戻れない。ここで朝まで待つしか方法は無かった。テントからはだいぶ離れた。ここなら安全だろう。僕は切り株に腰掛けて、ポケットに入れておいたスマホと手で持ってきたノートPCを開いてブログを書き始めた。

 

 

ライトにはたくさんの虫達が集まっていた。気味が悪くて見たくない光景だった。足の周りには大きなアリが何匹も動いていた。日本では見れない大きさのアリ達。噛まれたらさぞかし痛いだろう。中にはアリ自身よりも体格の大きな虫の幼虫を運んでいるアリもいた。見ていて気分の良いものではなかった。アリに注意しながらブログを書いていた。

 

しばらくすると向こうの方から車が来る音がした。そして僕のいる場所から数百メートルの場所に車が止まり男女が会話する声が聞こえてきた。キャンプ場のお客だろうか…。酔っているのか大きな声で話している。人の声を聞いて少し安心した。助けを求めようかとも思ったが、深夜だったこともあって不審者扱いされるかなと思って声を掛けずにいた。まあ朝までここにいれば何事もなく終わる話だなと思っていた。

 

ブログ更新と並行して、カバの生態についても調べていた。カバは夜に草を食べに陸に上がってくる。威嚇しても縄張りにいる者や近くにいる者には攻撃を始めるらしい。カバは基本的には草食だが栄養を補うために動物や人間を襲う。雑食という見方もできる。足腰が強く陸上でも時速40kmで走ることが可能。

 

確かにテントは川からさほど離れていない場所に張った。それで威嚇されていたのかも……。

 

受付のライトの明かりは強く、周り数mを明るく照らしていたのだが、僕がテントを張った方向は真っ暗で何も見えない。でもここまでは流石に来ないだろうと安心しきっていた。

 

 

 

まさにその時だった。

 

ヌオオオオオオという低い唸り声が再び耳に入った。……近い。最初の威嚇よりもかなり近かった。向こうからは僕の姿が見えているのだろうか。僕に向かって威嚇したのが分かった。本能的に逃げなければと思った。僕は立ち上がり、後ろを確認しながら後ずさりを少し続けた後、暗闇に向かって走り出した。

 

カバは走って追いかけて来てはいないようだったが恐怖感じながら、さきほど人の声が聞こえた方向へ「HELP ME!!!Hippopotamus!!!!」と助けを求めながら走った。さきほどの声の主も異変を感じたのか、僕の声に返事をしてくれた。声の方向には建物があった。「どうしたんだ?」と声の主が建物から出てきた。

 

声の主はお客ではなくキャンプ場の従業員だった。今までの経緯を興奮しながら話した。つたない英語だったがカバに威嚇されて怖くて逃げてきたと伝えた。他の従業員達も建物から出てきた。最初に受付であったスタッフを含めて5人いた。

 

 

キャンプ場の方々に助けられ、従業員の方が寝る部屋へ通された。助かった。恐怖心から解放されブログ更新をしようと思ったが、しばらく睡魔と戦ってウトウトを繰り返して寝てしまった。夜更けの3時頃だと思う。

 

 

翌朝ブログ更新して出発できたのは昼12時頃。いつもより遅いスタートになった。

 

もうウトウトとして走るどころではなかった。走りながら寝ていたり、蛇行運転をしていた時もあった。

 

 

象の出没注意。この標識をみて目が覚めた。

 

アフリカにはサファリパークが何か所もある。カプリビ回廊のように人が棲んでいない地域が広いサファリもあるが、サファリと共存しているような地域もあるので、これからも象などの危険生物が見れる可能性は多いにある。

 

 

カバ出没で恐ろしかった夜が明けて、寝不足の中を110km走りきった。ナミビアとザンビアの国境まできた。ナミビア縦断もあと少しで達成。ベッドで寝ます。カティマムリロ町(地図

 




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