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ザンビアへのルート2つ。

ザンビアへのルート2つ。

 

サファリが近い…。首都ウィントフークからザンビア国へ向かうのだが、途中でライオンやハイエナなどの狂暴な動物達が生息するサファリパークへと入る。

 

ザンビア国へのルートは二つしかない。一つ目はカプリビ回廊(Kaprivi Game Park)と呼ばれるサファリを通る道。もうひとつはボツワナへと入国しチョベ国立公園と呼ばれるサファリを通る道。どちらも距離は300kmで舗装路だが抜け出すのにおよそ3日は掛かるだろう。300kmという距離は東京から愛知県までサファリが続くと考えていただくと分かりやすいだろう。まず間違いなく野宿は危険だ。夜行性の動物達が多いサファリでは夜間走行も危険。道中に教会、軍事施設、小さな村などがあるので、そこでテントを張る交渉をする必要がある。

 

死の危険もあるので先人達のブログを見るとヒッチハイクなどして飛ばす人が多い。中には野宿しながら渡った猛者もいるが…命を落とした人もいる。僕も散々迷ったがヒッチハイクして飛ばそうと思っているが、…サファリの目の前まで自転車で行き、もう一度考えることにしよう。

 

ルサカまでの地図

ルサカまでの地図

 

サファリも楽しみなのだが、ウィントフークから飛び出すとザンビア国のルサカまで大都市はない。ルサカまでは1913kmとおそらく1ヵ月は掛かるだろう。自転車用品の補給も難しい。途中にあるリビングストンでは絶景ヴィクトリアの滝(地図)を見に行く予定。

 

この辺りは野生動物の他にマラリアという病気の発症率が高い地域でもある。怖いが予防薬を飲みながら走る。

 

空港にあるレンタカーの受付

空港にあるレンタカーの受付

 

さて昨日までのナミブ砂漠3泊4日のレンタカー観光は終わった。レンタカーを返しに国際空港(地図)までやってきた。空港に併設されたガソリンスタンドで給油したが、洗車はしてない状態で返した。

 

なんとフロントガラスが割れてた。そしてフロンバンパーも破損していた。いや返す前から気付いていたのでレンタカーの受付の人に言った。弁償も覚悟の上だった。

 

フロントガラス割れた

フロントガラス割れた

壊れてしまったバイパー

壊れてしまったバイパー

 

おそらくフロントガラスには石が当たった。未舗装の道を走っている時のことだ。対向車がすれ違った瞬間、石がどこかに当たる音がした。確認するとフロントガラスが割れていた。おそらくフロントバンパーは走行中に砂で押し出されて外れてしまった。追加料金を払う気で受付にいったのだが…なんと保険でカバーできた。

 

追加料金を支払うことなく、特に問題なく返却できた。あらかじめ保険に入っておいて良かった。

 

空港の中

空港の中

空港の中の写真

空港の中の写真

 

空港内のお店で水を買おうと受付に並んでいると、空港の警備員が俺に何か買ってくれと、僕を睨めつけながら物乞いしてきた。空港内でも油断はできない。綺麗な施設で安心できる雰囲気だが…。

 

国際空港から市内までは約50km。タクシーで戻ることにした。黒人の優しい雰囲気の運転手さんだった。片道の値段は2500円。距離で換算すると妥当な料金だ。「どこ出身の人?」とタクシー運転手に尋ねられた。「日本だよ」と答えると「本当に?!おれの車は日本製なんだ!」と嬉しそうに言っていた。車内を見ると日本語で"シートベルトを必ずしましょう"と書いてあり、見るに中古の日本車だった。なんだか僕も嬉しくなった。

 

タクシーはTOYOTA

タクシーはTOYOTA

 

オーストラリア在住の旅行客と相乗りすることになった。僕よりはお歳を召した年配のご夫婦だったが、日本に旅行したことがあるみたいで、日本に対して好印象を持っていてる様子だった。日本は良かったと言っていた。直接的に僕のことではないが嬉しかった。

 

こうやって無事に旅できているのも先人様のおかげだなと実感しながら…タクシーに乗っていた。

 

先にオーストラリア在住のご夫婦が滞在するホテルに到着した。ここでトラブルが発生した。荷台に入れた荷物の紐が引っ掛かり、荷台が開かなくなるという珍しい事態。10分ほど開かずの荷台と格闘していたが、何事もなく解決した。別れ際にオーストラリア在住のご夫婦は僕に「良い旅を」と言った。僕も「良い旅を」と言ってご夫婦を送り出した。

 

タクシーは僕と運転手の二人だけになった。僕が泊っている宿へと向かう途中、「日本のテクノロジーは本当に凄い。」とタクシー運転手が言った。僕は「でも毎日がハードワークだ」というと笑っていた。泊っている宿へと無事に送ってもらった。サービスに感謝してチップを渡しながら「良い日を!」と言うと、とても嬉しそうだった。彼の名刺をいただいた。

 

こうして平和な一日が終わった。明日からまた自転車旅が始まる。

 

 




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