………自転車が戻ってきた

自転車屋に昨日言われた通り、今日の1時頃に来店する予定だったが、1時近くになると「まだ修理完了してないから、4時に来店してくれ」と再度時間の変更する内容のメッセージが届いた。

昨日も予定通り2時に来店したが4時に来てくれと言われ、4時に行ったが結局修理完了ならず。…そして今日も1時だった予定が4時になってしまった。言われた通り4時頃に自転車屋へ行くと、……何も修理は進んでいなかった。大方予想は出来ていたが、目の前で現実になったことに内心驚いていた。「再度5時に来てくれ」とまた時間変更になった。やはりアフリカだから仕方ないと思うようにした。僕は宿からお店までだいぶ離れているのでUberTaxiを使って来ている。どこかで時間を潰さなければならなかった。

和食屋JINYA SHOKUDO（地図）へ。

昨日も食事した和食屋さん。トンカツ定食を注文してみた。

美味しかったです。食べていると自転車屋からメッセージ「You Can Come 5:30」と送られてきた。なんだろう？僕は「what?」と送った。すると「Come at 5:30pm」と送られてきた。また時間変更だった。僕は違和感を感じながら「ok 5:30 i go」とメッセージを送った。5時30分になったら修理完了されているのかも疑わしかった。

…メッセージの事を忘れるように食事を楽しんだ。昨日は生姜焼きだったが、今日のトンカツも非常に美味しかった。値段はどちらも1000円ほど。食事を終えてしばらくスマホを弄りながら時間を潰した。5時30分に遅れていくようにお店を出た。

自転車屋に着いて確認すると、…何も修理は進んでいなかった。

もう驚きはなかったが不安を感じた。果たして本当に直せるのだろうかとスタッフ達を疑ってしまった。僕が自転車屋に着いてから作業が始まった。そしてしばらく座って作業を見ていたが、やはり遅いので僕も手伝うことにした。

やっと完成した。時刻は夜7時。修理の値段は約1万4000円ほどだった。交換したパーツはハンドル・ステム・シフター・ワイヤー・リアディレーラー。結構な値段を払ったが、新しくなった自転車に嬉しくなった。

すっかり辺りは暗くなってしまった。どうやって宿に帰ろう。ここナイロビは昼間も車で移動しろと言われるほど治安が悪い。この時間から走るとちょっとした冒険になる。

UberTaxiで帰るのも考えたが、重い自転車をタクシーに乗せるのは迷惑になるだろうと考えて自転車で走ることにした。

万が一、何かあるかもしれないと慎重に走った。

2時間後に無事に宿に戻った。改めて自転車を見ると見た目がカッコよくなった。

当分はこの状態で走ります。