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久々の走行で緊張しました。
出発も早々にファストフード店のハンバーガーを食べ、コンビニで水を買って長めの休憩を取った。
以前よりも重く感じる自転車。自転車自体の重さに変化はないが身体がついてこない。冬の北海道みたいな寒さも影響しているかも。
クロムウェルまで残り55km。
途中にバンジージャンプする観光スポットがあった。AJ Hackett Kawarau Bungy Centre(地図)
楽しそうに飛んでました。僕は見るだけ。
Gibbston村(地図)に到着。思ったよりも時間は経過していて4時を過ぎていた。おそらくクロムウェルまではまだ3時間は掛かるだろう。少し早い気もするが近くにあるキャンプ場へ行ってみることにした。
地図上では史跡と書かれてあるのだが、テント泊も可能だという情報があった。しかも無料らしい。
急な下り坂を降るとキャンプ場が見えてきた。名前はRum Currie's Hut(地図)。看板を読むと確かに2泊可能だと書かれていた。
奥の方に、先客のテントが設営されていた。誰かいるのだろうか。
近くを散策してみるとベンチや物を対岸へ運ぶリフトがあった。もしかしたら人も乗れるかなと試してみたくもなった。
管理された綺麗なキャンプ場所だった。
近くを流れる川も綺麗だった。
聞こえてくるのは鳥のさえずりと川の音だけだった。
まだ明るく寝るには早いがテントを張った。夕食はバナナとチョコレート味のバー。
寝袋にくるまって時間を潰すように目を閉じた。寒さを感じて眠れそうになかった。鞄にしまっておいた服を何枚か取り出して防寒用に寝袋に詰めた。少しだけ温かくなったような気がした。
いつの間にか寝ていたのだろう。夜9時頃、車のエンジン音とライトの灯りにビックリして目が冷めた。車が僕のテントのそばに止まったのが分かった。ライトの灯りが消えると次はドアをバタンと開け締めする音が聞こえてきた。
僕は怖くなって急いでテントの外を確認した。すると若い男が車のそばに立っていた。車の中をゴソゴソと何かを探しているようだった。
僕に用は無さそうだったので、僕はテントの中に戻った。しばらく不安な気持ちで寝袋の中にいた。このあと何かあるかもしれない。
しばらくすると足音が聞こえてきた。足音は僕のテントを横切って奥のテントへと向かっていった。どうやら先客のテントの住人だったようだ。緊張が解けてほっとした。
その後も再び眠ろうとしたが、なかなか寝付けなかった。気温を見るとなんと-4度だった。今持っている防寒着だけでは温まらない。特に地面に当たる背中から熱が逃げていくのが分かった。接地面積を減らすために横向きになった。それでも寒くて堪らなかった。
これは眠れないなと思いながら目を閉じて眠ろうとした。