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「30分後にレスキューが来る」はずだが30分を過ぎても何も来なかった。昨日の記事でも書いた通り、サファリの中心で車が沼にハマって動けない危険な状況。車の轍こそあるが誰も通らない。孤立してしまい遭難とも言える。
「夜になったらどうするんだ」、「ライオンが来たらどうするんだ」など、このままレスキューが来ないのを想定して話していた。ガイドのマークがライターを持っていたので、もし夜になったらライオンを追い払う為に火を起こす予定だった。
19時頃に辺りは暗くなってきた。もうすぐ完全に暗くなるだろう。このまま夜明けを待つしかないのかと思っていた。
…とその時だった。遠くの方からエンジン音らしき音が聞こえてきた。暫くすると地平線の彼方に車らしき物体が見えた。恐怖から解放されて自然と笑みがこぼれた。車に向かって「ハロー!!」と大きな声で叫んだ。
沼にハマってから4時間ほど経過した頃、キャンプ場のスタッフがレスキューしてくれた。鎖で車を繋ぎもう一台を引っ張りあげた。
沼から出てキャンプ場へと走り始めた。
元々の予定では午前中だけのゲームドライブ(サファリ探検)だったのが、午後もゲームドライブを続け実に14時間ほどサファリにいた。キャンプ場に着いたのは夜9時だった。すっかり辺りは暗い。
これだけトラブル続きだったが僕も妻も大満足だった。こんな経験は二度とないだろう。
翌朝、3日連続で運転してくれたマークとお別れの挨拶をした。
キャンプ場のスタッフの方々の素晴らしいホスピタリティに感動。疲れていて新年はいつの間にか迎えていたが貴重な時間だった。キャンプ場の名前はTalek Bush Camp(地図)。Booking.comやGoogleの口コミで高評価。
僕らは次なる観光地エジプトに向かって動き始めた。
ナイロビに戻り飛行機でカイロへと向かいます。明日の記事はサファリで撮った動物達の写真を主にアップします。