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バハルダールから80km先にあるAddis Zemen(地図)へ。
どんな日になるだろうと楽しみにしていたが、エチオピア人に石を投げつけられて、喉元や胴体に3回当たった。1日で3回当たるのは初めてだ。もうすっかり慣れてしまって、石を当てられてもほとんど意識しないのだが、エチオピアは最低の国だという印象はもう変わらないだろう。
投石してくるのは子供ばかりでなく大人もいる。男も女も石を投げてくる。ターゲットはアジア人だけでなく白人さんも投石される。エチオピア人はよく家畜に石を投げているので、その延長で人間にも石を投げるのではないかと予想している。今までに色々な国を自転車で走ってきたが、投石するのはこの国だけである。
バハルダールはエチオピアの中でも大きな町で交通量も多く排気ガスが凄い。早く郊外へ抜け出したかった。
標高1800mほどの山道だが坂道もさほどなかった。しかし風が強い。牧草地や畑が延々と続き、風を遮るような障害物もなくモロに風を受けた。自転車旅は登り坂よりも風の方が影響を受けやすい。ペースは遅くなっていた。
3時頃、Wereta(地図)にあるレストランで休憩。インジェラ(酸っぱいクレープ)とシロ(豆を煮たソース)を注文した。
この街には評判の良い宿があったので、宿泊しても良かったが、明日の事を考えるともう少し走っておきたい。食事を済ませてから30km先にあるAddis Zemen(地図)へと向かった。
空港のあるゴンダール(地図)まで残り99kmの標識。ゴンダールに着いたらスーダンビザ取得のために、もう一度首都アジスアベバに戻る。このペースでいくと明日にはゴンダールに着けると思う。
17時頃にAddis Zemen(地図)に着いた。宿を探している途中で、16歳くらいの少年達から「コロナ!」と言われたので、「そうだよ。コロナだよ。」と僕が言うと、少年達は驚いた様子で笑いながら逃げていった。
差別からアジア人に向かってコロナと言ってくるのだろうが、特に腹が立つことも無かった。むしろコロナで少年達から逃れられた事にホッとした。
1泊478円。冷水シャワー。虫対策として部屋にテントを張った。
明日はゴンダールの空港まで走り、それから飛行機で首都アジスアベバに戻ろうと思う。