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昨晩作った動画を公開したかったのだが、電波がない地域に入ってしまい遅くなりました。楽しみにしていた方に申し訳ない。今後はこのような事が起こらないようにしたい。

 

ミゴリ村からドドマへ。
ミゴリ村からドドマへ。

 

ミゴリ村から首都ドドマへは160km。おそらく16時間走れば到着できる距離だろう。

 

いよいよタンザニアの首都。出発地の南アフリカから3ヵ月ほど掛かったが、もう5000kmほど走っている。

 

準備をしている様子
準備をしている様子
荷物を自転車に載せる様子
荷物を自転車に載せる様子

 

160km先の首都ドドマへと向かう。

 

いつもより長い距離を走るため出来るだけ早く出発をしたかったが、ブログや動画更新に苦戦して昼1時から走り始めた。

 

ミゴリ村
ミゴリ村
ミゴリ村の様子
ミゴリ村の様子
村を歩くロバ達
村を歩くロバ達

 

幹線道路以外は砂の道。

 

アフリカでは大きめの町でさえも、町の中に入ろうとするとアスファルトがない。このミゴリ村も日本人がほとんど来ないような小さな村だ。

 

今日も走ります
今日も走ります
暑い
暑い
自転車で追いかけてきた子供達
自転車で追いかけてきた子供達

 

最高気温は30℃とそこまで高くはないが日差しが強くて汗が出てくる。

 

自転車で子供達が僕を追いかけてきたので記念撮影。カメラに慣れていない様子で緊張している子供達。

 

マカタポーラ
マカタポーラ

 

お腹が減ってきたので食事したいと思っている頃、マカタポーラ村に着いた。

 

村でご飯が食べれるような場所を探した。村人に聞きながら探していたが、この村で食事できるような場所は1軒しかなかった。子供達にジロジロと見られながら食事した。僕はタンザニアに入ってからお米にハマっている。いつものように白米を注文した。

 

村の食堂
村の食堂
白米と豆のスープ
白米と豆のスープ

 

大盛のライスと豆のスープ。

 

このブログに何度も登場している定番のメニュー。通常、調味料は塩だけのシンプルな味付けだが、このお店では豆のスープにショウガが入っていた。アクセントになっていて美味しい。

 

お腹がペコペコ
お腹がペコペコ

 

白米は甘く噛み応えがある。これから先もリピートしたい。

 

日本でも親しまれているジャポニカ米。実はアフリカのお米もジャポニカ米だ。栽培種こそアフリカイネとアジアイネで違うが味は似ている。お腹を一杯になって満足すると再び走り始めた。

 

ドドマまで146kmの標識と自転車
ドドマまで146kmの標識と自転車

 

ドドマまで146kmの標識が出てきた。この時の時刻が2時。今日中にドドマへ到着するのは難しいのが分かった。

 

おそらく70kmほど走ったら夜になってしまうだろう。

 

山道が続く
山道が続く
坂道
坂道

 

山道が続いた。大変な山道だった。

 

ダムが見えてきた
ダムが見えてきた
ムテラ貯水池
ムテラ貯水池

 

ダムのような場所が見えた。ムテラ貯水池(地図

 

この辺りに軍事基地があるのか、ダムの様子を撮影しようとした瞬間、遠くの方にある軍事基地の軍人さんから大きな声で警告された。仕方なくカメラを鞄の中にしまい撮影を諦めた。

 

コーラと水を購入
コーラと水を購入
コーラを飲む
コーラを飲む
ムテラ貯水池の近くの村と自転車
ムテラ貯水池の近くの村と自転車

 

ダム近くにあった村で休憩した。

 

赤土の景色
赤土の景色
夕日が眩しい。
夕日が眩しい。
キシマ村
キシマ村

 

KISHIMA村に到着。時刻は18時頃。

 

もう少しで暗くなってくるが、電波状況も悪かったので次の村キポーゴロへと走ることにした。

 

暗くなってきた
暗くなってきた
すっかり夜
すっかり夜
ライトで照らしながら自転車で走る
ライトで照らしながら自転車で走る

 

19時頃から真っ暗になった。

 

キポーゴロ村の灯りが見えてきた
キポーゴロ村の灯りが見えてきた
キポーゴロ村で夜の様子を撮影
キポーゴロ村で夜の様子を撮影

 

20時前にキポーゴロ村(地図)に着いた。

 

意外と活気はあるようだった。しかしこの村も電波が無い。ブログ更新や動画のためにもう少し走ろうかなと思っていた。走り出す前に村の様子を撮影していると、横から青年達が近寄ってきた。高校生くらいだろうか。僕はカメラ撮影を止めた。好意的に話しかけてきたのかと思ったが、お金をくれと言ってきた。アフリカのお馴染みの物乞いかと思いながら僕はNOと答えた。すると今度は食べ物や水をくれないかと物乞いしてきた。僕は再びNOと答えた。このやりとりをしているうちに、騒ぎを聞きつけたのか子供や大人含め沢山の人が集まってきた。20人くらいに囲まれていた。僕は人だかりの中心にいて、一向に終わらない執拗な物乞いを受けていた。まさか盗みなどはしないだろうと思っていたが、危険な状況だなとは分かっていた。…とその時だった。

 

ベッドと自転車
ベッドと自転車

 

一人の男性が人だかりをかき分けて僕の前にやってきた。

 

僕の状況をしばらく見てから「この村にはゲストハウス(宿)があるからこっちへ来い。」と僕を人だかりの中から助けてくれた。ゲストハウスの案内もしてくれた。もしかしたら何か起こる可能性もあったので有難い気持ちだった。案内してくれた宿は1泊377円。こんな小さな村にもゲストハウスがあるなんて驚いた。地図にも載っていない。

 

窓や網戸もない
窓や網戸もない
建付けが悪く隙間が多い。
建付けが悪く隙間が多い。

 

電波こそ無くてブログ更新すら出来ないが、折角案内していただいたので泊まることにした。

 

部屋のカーテンを捲ってみると、当然のように窓も網戸もない。建付けが悪く、ドアの上は空洞になっていて簡単に虫が入ってくるだろう。屋根とライトはあるが、ほとんど外にいるのと変わらない状況だった。

 

部屋にテントを張った。
部屋にテントを張った。

 

いつも通り、蚊などの害虫を避けるために部屋にテントを張った。

 

シャワールーム
シャワールーム
シャワーを浴びたあと
シャワーを浴びたあと

 

水シャワーを浴びスッキリした。明日こそは首都ドドマに到着したいところ。見た目はすっかり落ち武者状態。ドドマに着いたらヒゲも伸びてきたので切りたい。

 

編集が終わったのは深夜3時すぎ。アップロードこそ出来なかったがやっと眠りに付いた。一瞬で寝ていたと思う。

 

 




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