世界一周ランキングに参加してます。
上のボタンを1日1回クリックすると投票されます。
1位獲得した場合の企画も募集中です。
こちらのフォームから記入(回答)
よろしくお願いします。
防寒具やアウトドアグッズを買おうと繁華街にやってきた。
ロックダウンの規制が緩和されて歩行者が増えた様子。歩きながら話す人もいて若干の賑わいを感じた。既に僕は2カ月間ほどここオークランドに滞在しているわけだが、歩行者のいない閑散とした街こそが平常時だと錯覚していたので違和感を感じた。
綺麗めの恰好をした人が多く、ふと自分の恰好を意識してしまい若干の恥ずかしさを覚えた。アフリカから急に都会へとやってきた僕は色褪せた黒Tシャツと黒タイツに足元はサンダルという貧相な恰好。欧米人は他人を意識しないんだ、僕が勝手に抱いている過剰な自意識なんだと言い聞かせながら歩いた。
あらかじめ地図で探しておいたお店へと伺った。
東京もそうだったけど、都会ではオシャレをしてカッコよく決めるのが一般的だと思う。僕も皆と同じように良い服を買って着ていた。ある種の思考停止状態だったのかもしれない。長旅をしているとオシャレは出来ないのだが、一種の解放感があった。もうオシャレしなくていいんだー。といった晴れ晴れするような気持ちを今でも覚えている。簡単に書くと、気付かないうちにオシャレにストレスを感じていたんだと思う。
まあでも今は一刻も早く良い服を買って貧相な恰好を脱却したい。
試着を重ね散々悩んだ。服が欧米人仕様なのか。なかなかサイズが合わない。久々に良い服を着てみたが気分が良いものだ。オシャレするのがなんとも心地よい。さっきと書いていることが矛盾しているが、日本で暮らしていて当たり前だと思っていたことから遠くなると、途端に有難みが分かるのである。我ながら、なんとも都合の良い人間だと思う。世界を見ると当たり前に感じていたものは当たり前ではないのである。
試着して、自分の体形にあったものを選んだ。ノースフェイスさんとH&Mさん。
6年前にモンベルさんから頂いた防寒用の服がアフリカでボロボロに破れてしまって新調してみました。雨天にも強い素材のジャケットとパンツをノースフェイスで。自転車に擦れてよく穴が開くインナーをH&Mで購入。やっぱり良い服を着ると気持ちが良いですね。ボロボロになるまで使い倒したい。
結局、防寒具は調達できたものの、調理器具などアウトドアグッズは見つからなかった。ノースフェイスなどに置いてあるだろうという予想はハズれ。明日も街で探します。
出発は明後日です。