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疲れていたんだと思う。

 

目が覚めて時計を見ると午後3時だった。何度寝した事になるだろうか。僕が寝ていたホステルのドミトリーの部屋には、他にも別々のベッドで白人の女性1人と男性2人が寝ていた。彼らがこの部屋から出発する時に目を覚ましたのは覚えているが、眠気が勝ってそのまま寝ていた。

 

 

夕方頃から僕はマルセイユの街(住所)に繰り出した。まず洗濯物を片付けようと、宿泊しているヴァーティゴホステル(住所)から街中にあるコインランドリー(住所)に向かった。

 

この街に自転車でやってきた時も思った事だが、綺麗な街という印象はない。南米の大都市かのような混沌とした印象だ。ゴミがたくさん落ちていて汚い。匂いも悪い。この日も歩いてゆっくりと街を見たが、印象が変わる事はなかった。

 

フランスは労働力確保のために移民政策を19世紀後半から行っている。しかし今は経済停滞のためにフランス人ですら就職難だ。フランスにやってきた移民やその次の世代は、まとまった仕事にありつけなくなってきている。そういった状況から貧富の差が生まれ治安の悪化に繋がっている。

 

 

マルセイユはフランスで最初に作られた港だ。昔の日本人達はマルセイユに船でやってきて、それからパリに向かったらしい。今ではフランス最大の港湾都市になっている。

 

約2000~3000円以内の安宿(ドミトリー)は4軒ばかりある。1.ホテル シルヴァベル(住所)2.バーティゴ センター(住所)3.ヴェルティゴ ヴュー ポール(住所)4.ロンドン コネクション ベッド&ブレックファースト(住所)。僕が泊まったのは2のバーティゴセンターだ。

 

 

洗濯と乾燥を合わせて約5ユーロ(約640円)だった。1時間ばかりコインランドリーで洗濯が終わるのを待った。乾燥が終わった服を持ってきたビニール袋に適当に入れてコインランドリーから出た。ふと夜の街並みを写真に撮りたくなってマルセイユの港に向かった。

 

 

港に観覧車があって驚いた。乗ってみたくなった。

 

 

観覧車に近づいてみて驚いたのだが、日本のように密閉されている訳では無く、外の空気がモロに当たる作りになっていた。風が強い日はどうなるのだろうか。落ちようと思えば簡単に落ちれる。

 

 

観覧車から見える景色は、照明に照らされて輝いてみえた。丘の上にある目立った建物は、このマルセイユで観光名所のノートルダム・ド・ラ・ガルド寺院

 

 

観覧車から降りた僕はフランス料理が食べたくなった。近くにあるレストランを検索にかけた。フランス料理屋はやはり少ないようだった。その中から数百メートル先にあるフランス料理屋Chez Loury(地図)へ。

 

 

外の看板に本日のセットメニュー32ユーロ(約4000円)と書いてある。やはり高い。噂通りの値段に少し迷った。それにいつもの恰好にサンダル。こんな状況だがいつもの事だ。経験に、ブログ1位記念にと。店内に入る事にした。入ってすぐ優しそうな男性ウェイターに「1人です。ご飯食べたい」と伝えると入店させてもらった。

 

「2分時間をください」とウェイターが言った。しばらく店内を見まわした。たくさんのお客さんがいて賑わっていた。年配から若い人までいた。落ち着いた雰囲気に安心した。

 

 

テーブルについてメニューを見るとワインの高さに驚いた。一番安いワインでも1杯2000円以上の値段が書かれている。グラス1杯でこの価格。これには震えた。その下に日本でもよく飲まれているであろうハイネケン(イギリスのビール)がメニューに書いてあった。約600円だった。

 

ワインは高すぎて飲めないと思い、飲み物はハイネケンに決めた。先ほどの男性ウェイターに注文してテーブルで待っていると、隣の席で1人で食事をしている男性が話しかけてきた。

 

 

なんとワインを奢ってくれた。隣のオジサマに頂いてしまいました。メニューを見て困惑している僕を気に掛けてくれたのか、それとも気まぐれに、理由は分からないけど嬉しくてたまりません。優しさに胸が熱くなります。年齢は60代くらいのフランス人のオジサマです。仕事でシンガポールに住んでいて、このマルセイユに家族がいる事もあってよくこちらに来るそうです。

 

 

 

人生初のフランス料理。

 

先ほど注文した本日のメニューがテーブルに運ばれてきた。白身魚のブイヤベース仕立て。実はここマルセイユはブイヤベースの本拠地です。ブイヤベース憲章という法律があり、料理法や材料が決まっているそう。アメリカからファストフードの味に慣れていた僕は、一口目は薄い味付けのように感じましたが、食べていくに連れて味の多さに驚きました。繊細な味はまるで日本料理のような印象を持ちました。

 

オジサマに戴いた白ワインとも合って美味しかったです。

 

 

パンを浸して食べる事も、先ほどのオジサマに教わりました。

 

 

デザートはシャーベット、フランスではソルベと言います。味は4つありました。「一つずつ順番に食べて」とウェイターさんに言われてやってみました。リンゴ味?⇒ナシ味?⇒紅茶?⇒苦いもの。ブログで伝えたいけど、最後のモノは本当に何味かわかりませんでした。どれも美味しかったです。

 

 

料理長さんとワインを奢ってくださったオジサマです。楽しい食事でした。オジサマと料理長さんは二人でこの後もずっと喋っていました。優しそうな笑顔の二人の大人。僕もいつかこうなりたい。

 

 

食事を生放送してお腹も満たされ、満足した僕は宿に戻りました。帰り際にオジサマに「マルセイユの夜は危険だから注意してね」と言われました。やはり治安は良くないようです。

 

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コメント
  1. 芋きん より:

    すごくいい写真ですね。

    心が温かくなりました(^.^)

  2. ぶらぶらカンヌ より:

    テーブルクロス白い布だし、高そう(安めのレストランはテーブルクロスなしか紙)。ワイン高い!
    親切なおじさんに出会えてよかったですね、フランスはカップル社会なので他のおひとり様を見つけ
    ると「おひとり様同盟心」が動いてよく話しかけてきてくれます。話好きの人も多いです。
    港から大きな通りを駅に進んだ左側とかそのあたりはドラッグの売買が盛んです。気を付けて~。
    マルセイユは治安の悪いイメージですが、郊外の海の見えるあたりの住宅街はハイソだったり
    住み分けがあります、オランジーナ創業者家族もマルセイユに住んでます。

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