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停電中の暗闇の中、天井からベッドの上へとゴキブリが飛ぶ姿を見た。
ゴキブリはベッドをスルスルと歩いた後、軽い身のこなしで床へと降りた。この地域のゴキブリは大きい。自転車用ライトで照らすとギラギラと脂ぎったゴキブリが光っていた。僕はライトを使ってしばらくゴキブリを追いかけていたが、このままベッドで寝ると夜中に口元に集まってくるであろうゴキブリ達を想像してしまい、部屋の中にテントを張ることを決めた。
ダニ、ノミ、南京虫などのベッドバグがベッドにいる可能性もあるので床にテントを張った方が良い。
ゴキブリを潰してしまうと床が汚れてしまうので、床を這うゴキブリを見て潰さずにいた。テントの中で横になっていると耳の横でゴキブリの歩く音が聞こえてきた。気分は良くなかった。しかしテントの中に入ってくることはないので安心していた。
結局、僕が宿を出る10時頃まで停電していて充電すら出来なかった。
お金を3600円払ったが停電中の暑さで眠ることも出来なかった。こうなるなら外で寝た方が良かったと残念な気持ちで朝を迎えた。気分を変えようと起きてからもう一度シャワーを浴びた。
シャワーを浴びて不快感を取り除いた後、昨日JICAの林さんから頂いたロキソニンテープをお尻から腰の辺りに張ると、スッキリとした気分になった。
今日はカブウェまで90km走る。おそらく9時間ほど自転車を漕げば到着できるだろう距離。
道路脇には小さな村や集落がいくつかあった。こういった集落ではペットボトルに入ったミネラルウォーターが売っていない。井戸水なら汲んできてあげると言われるのだが、僕は病気を恐れて遠慮している。現地の人は平気で飲んでいるだろうが…。
そしてアフリカ全体で言えることだが、写真でみると自然が多くて綺麗に見えるのだが、しかし実際にアフリカを走ってみるとゴミが多くて汚いという印象が強い。小さな村や集落もそうなのだが道路脇にも不法投棄されたペットボトル、缶、ビンなどが目立つ。臭いも腐敗臭がして苦手だ。
この辺りでは野菜の販売をしている集落が見受けられた。よく目にするのはスイカ、トマト、カボチャ。
一度食べてみたいが食中毒や寄生虫など考えて、未だに食べれないでいる。一見すると綺麗で大丈夫そうな野菜だが、僕もメキシコで何度か食中毒に掛かっているので怖くて仕方ない。
これは何だろう。果物だろうか。
ザンビアの道路脇でよく売っているのを見かけるが未だに食べていない。
道路脇にバッタを発見。乾燥に強そう。
木炭もよく道路脇で売っているのを見る。
なんでこんなところに木炭が?と思うが、隣国タンザニアでは木を切るのが禁止となっていて、タンザニア人によく売れるらしい。そんなこともあってザンビアでは木を伐採する人が多く、それが原因で自然破壊が早いペースで進み問題になっている。
夕方頃のザンビア、カブウェ付近。
寝不足で眠くて仕方なかったが自転車を懸命に漕いだ。
17時頃にカブウェに到着。
夕食はチキンとポテト。約400円。今日はじめての食事でとても美味しく感じた。
外に物乞いの子供達が多かったので、店内に自転車を置かせてもらった。ありがたい。
今日は必ず充電したいこともあって、停電中でも自家発電できる宿を探した。Nalikwanda Guest House(地図)。1泊4900円。自家発電でエアコン付き。いつもより高めの宿だが機材の充電をしたいし、昨日の寝不足も解消したくて泊まった。結果として当たりだった。蚊も少なく、エアコンも常時使えて快適に眠ることができた。
明日は100kmくらい走って野宿の予定です。