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ニュージーランドはロックダウン中です。
人との接触を避けるのが前提ではありますが、スーパーへ行ったり、散歩やマラソン、自家用車での移動なども可能です。ちょっとした日帰りの自転車旅なんかも可能だとニュージーランド公式ページで告知されてます。かといって日帰りの旅をしたい気持ちにもなれず部屋に閉じこもっています。
今日は久々に外出してみました。食べ物を買いにスーパーへ。首都オークランドに来てから2週間以上経過していますが僕はホテルとスーパーの間くらいしか知りません。途中にある公園では散歩やマラソンする人を見かけたり子供達が遊んでいたりします。普段とは変わらない様子なのか、通常はもっと人が多いのかなと想像しながら何気なく公園の写真を撮ってみました。ぼ～っと座ってたくなるような雰囲気の公園。マスク代わりにティッシュを何枚も口に被せ、ティッシュが落ちてこないようにズボンを顔に巻きつけた僕が通ります。
ニュージーランドでも深刻なマスク不足が続く。どなたか僕に2枚くらいマスクを譲っていただけないだろうか。ニュージーランドも中国共産党にマスクなどを買い占められ作為的なマスク不足が続いている。同じ戦略により日本も苦しんでいるが、早く解決されることを願いながら足早にスーパーへ向かった。
ニュージーランドも、中国にマスク諸々買い占められ空にされ足りなくなった。日本と同じ。戦略。"NZのメディアは、NZの化学者、スーパーマーケット、倉庫がどのようにしてマスク、手袋、その他の機器を空にされ、中国に送られ、それによってここで不必要な不足が生じたのかを伝える必要があります" https://t.co/OHDdokb516
— 清水ともみ (@swim_shu) April 3, 2020
ズボンで顔が覆われて変な恰好であるのは間違いない。僕自身もそう思っていたが誰からも笑われるようなことはなかった。むしろマスクすらしてない人もいて心配に思った。スーパーの前には行列ができていて警官が一人ずつチェックしていた。混雑しないよう入店できる定員が決められているのであろう。
カウントダウンという名前のスーパー。
本来ならニュージーランド中を自転車で旅したい。これでもGoogleMapを見て頭の中で旅してるつもりではある。カウントダウンはニュージーランドでよく見かける一般的なスーパーだ。カゴや台車用にもアルコールスプレーが置かれ防疫対策がされていた。写真だけ見るといつものスーパーだが、スタッフやお客さんからは緊張感を感じた。政府の発表ではあと3週間はロックダウンが続く。ニュージーランドでは現在死者1人だが今後も感染者が増えると予想されている。皆の無事を祈りながら買い物をした。
幸いにも商品棚は商品で一杯だった。ニュージーランド政府からも食料が無くなる事はないと発表されている。冷凍食品の野菜・パン・乾麺・バナナ・リンゴ・ポテトチップス・水・石鹸などを買った。今回の買い物で1週間は持つだろうか。結構重い。
部屋に着いてから服を脱いで風呂に入った。ついでにさっき着ていた服を洗濯し、買ってきた食べ物のパッケージをお湯と洗剤で洗った。そのあと乾麺と冷凍野菜を調理して食べた。部屋にはコンロこそないが電子レンジと湯沸かし器がある。
こんな生活が続いていて知らないだけかもしれないがニュージーランドの居心地は良い。気候も良い。これまで出会ってきた旅人達から散々オススメされてきた国だ。コロナが終息したらあちこち周ってみたい。この生活を続けるうちに映画ロードオブザリングとホビットの全編を見てしまった。ニュージーランドはそれらの撮影地である。ここにはホビット村（地図）もある。あの壮大な景色を自転車で走りたい。キャンプしたり釣りもしたい。ああ早く終息しないかな。
