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ナミブ砂漠…3泊4日のレンタカー観光の始まり。
マニュアル車で砂の道路を走るんだけどかなり不安。初日の目的地はセスリエムのキャンプ場(地図)。数日前に自転車で走ってた道を戻ることになる。
ウィントフークから出発して2時間後…カルクランド村(地図)。ガソリンスタンドで補給中に物乞いの子供が話しかけてきた。「何かください…………あ!!??お前知ってる。数日前に自転車でここ通っただろう?」
そういえば僕もこの子供をみたことがある。自転車でカルクランドを通った時にも物乞いをしてきた子供だった。
「そうだよ。」と僕が答えると屈託のない笑顔になって「どこから旅してるの?」と聞いてきた。「ケープタウンだよ」と答えると、さっきまでの物乞いを忘れたかのように旅のことを聞いてきた。色々話して打ち解けた。ガソリンスタンドで補給を終えて出発しようとすると笑顔で手を振って見送ってくれた。
結局、1週間前にいたマリエンタール町(地図)まで戻ってきた。
やはり車は速い。数日間かけて自転車で走った道だったが、わずか3時間で戻ってきてしまった。少しやるせない気持ちになった。
昨日の記事でも悩んでいたルートだったが、マリエンタールからC19を通って目的地セスリエムへ向かうことにした。
マリエンタールからマルタヘーエまではアスファルトの道で走りやすかった。マルタへーエにもガソリンスタンドがあったので念のためガソリンを再度補給した。
マルタヘーエを越えると砂の道になった。予想よりもガタガタしている印象だった。結果的にこのルートは間違っていた。上の写真のまま直進すると地図上ではC19なのだが、C19には合流できず別の道へ行ってしまう。20分ほどロスしてしまった。
正しくは20kmほどC14を走ってからC19に合流する道がある。下の画像を参考にしてください。
夕方頃…少しずつ辺りが暗くなってきた。夕日が眩しい。西へ向かって走っているので西日で目が痛い。
激しい揺れで思ったようにスピードが出なかった。
20時には到着できると思っていたが21時まで走っていた。時々、車の底に砂が擦れるような音や石が金属に当たる音が聞こえたり、このまま走っていて、果たして車がもつのだろうかと心配しながらもアクセルを踏み続けた。車の運転をしているだけだが眠気を感じ疲れてきた。パタゴニアを24時間続けて自転車で走っていた時を思い出した。
C19からC27の道へと進み、無事にセスリエム(地図)に到着した。
…がゲートは閉まっていた。
ゲート前にスタッフがいて事情を話すと、「すぐ近くにキャンプ場があるからそこで寝ると良いよ。お金は明日で大丈夫だから。朝日をみたいんでしょ?」とゲートを開けてくれた。
ゲートをくぐったのは良いが、真っ暗闇でどこがキャンプ場かわからない……。
…しばらく止まって悩んでいると、先ほどのスタッフがわざわざ来てくれてキャンプ場まで案内してくれた。
名前はエロイドさん。気遣いに嬉しくなって一緒に写真を撮った。優しくて気さくな方でした。
そういえばスーパーでライターを買ったよ。その辺に落ちていた木々を拾ってきて、一人キャンプファイヤーをしてみた。乾燥してるからすぐに火が付いた。深夜は気温7度くらいになるから暖まって心地よかったよ。
デッドフレイ(死の沼)やビッグダディー(大きな砂丘)などの絶景が見られるSossusvleiまではあと60km。朝日(サンライズ)を見るためにはおそらく5時ごろには出発しなきゃいけない。
時刻は深夜11時。早く寝ないと…。大変だった3泊4日のレンタカー観光の初日。緊張しながら運転していたせいか疲れていた。そのままテントを張らずに車の中で寝たよ。
明日は早朝5時から絶景の朝日(サンライズ)へ。