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ナイロビを脱出する日。当分の間はエチオピアとの国境を目指す。おそらく10日間くらい掛かるだろう。
昨日の夜、ふと思い出したのだが僕は自転車世界一周をしているだけで特別なことはしてない。これまでに2年以上続けてきたYoutubeやニコニコ生放送も人気があるとは言えない。おそらく面白くないからだろう。僕は面白さとは正反対にいる人間だ。でも幼い時から面白くなりたくてお笑い芸人やクラスで人気者だった人に憧れていた。実際に努力しても何かが間違っていて僕は面白い人間にはなれなかった。そして唯一、僕が得意だった足の速さや運動神経も中学生になる頃には皆と同じくらいかちょっと劣るくらいになっていた。中学生の僕は体の成長が直ぐに止まってしまい背も低く、クラスの皆が大人っぽく見えていた。僕は無意識のうちに他人と比べて自己肯定感が欠落していった。͡高校時代になると、まともではないくらいネガティブだった。青春など感じたこともない。高校は不登校気味になって授業も受けたくなかったのでよくトイレにいた。テストも赤点だらけ。楽しくない苦しくて辛い日々が続いたが、高校だけは我慢して卒業しようと毎日耐えていた。
昔の僕には「高校辞めて好きなことしなよ。我慢したり苦労しても何一つ良いことなんてないよ。」と言ってあげたい。どこかの誰かが「若い時は苦労したほうが良い」と言っていたがそんなことはない。「いつでも好きなことやっていた方が良い。」と僕は思う。自転車世界一周を始めてからより一層そう思う。
今日は久々に自転車で走るのだが、走る前に同じ宿に滞在していた白人女性から頑張って!!と応援をいただいた。それを聞いてますます頑張ろうという気持ちになった。
出発前にSIMカードのデータを補充などしていたら、すっかり昼過ぎになっていた。
ピザ屋さんでピザを食べた。店の外に出て出発の準備をしていると女の子に話しかけられた。写真を撮ってほしいとのこと。
カメラを少しの間だけ貸すと楽しそうにしていた。
笑顔が可愛かった。こんな街中なのに一人でいる様子だった。
ナイロビ脱出するまでに治安が悪そうで撮影できない場所が多かった。
道路脇にある汚い川の水で体を洗っている人、その近くの草むらで寝ている人が男女関係なく何人もいた。印象的だったのは前からやってきた男が僕の横を通り過ぎる時に、僕の肩に3発くらい軽くパンチをしてきた。おそらく薬物中毒だろう。こちらに向かってくる時に注視していたのだが、薄ら笑いをしてまるで別世界にいるような顔をして歩いていた。僕はパンチされても何事もなく無視した。周りにはゴミ山があって臭い。いかにもスラム街。今までの旅で一番治安が悪そうな町。
早く都会から離れたい。交通量が多く排気ガスで苦しい。
ナイロビを抜けてからもスラム街のような町が何個か続いた。
途中でパンク。針金が刺さっていた。
ケニアに入ってから二度目のパンク。
ナイロビから44km先のティーカに到着。
今日は早めに走るのを止めた。久々に走ったせいで体が重かった。
The Luke Hotel- CRAVERS- Thika(地図)に宿泊した。1泊3700円。
明日はもっと走ろうと思う。休み明けなので徐々に体を慣らしていきたい。