どうやら母が自転車屋を始めるそうです。

母親から気になる伝言が入りました！

自転車で走っていると母親から「連絡ください」とだけ書かれたメッセージ！

普段ほとんど連絡を取らない母からの伝言です。「何かあったのかな？」と心配になった僕は自転車を止めてすぐに母に電話しました。

せんまる「メッセージくれたけど何かあったの？」

母「自転車屋をはじめようと思うの。私の余生を楽しもうと思って。」

それを聞いた僕は驚いて、うちの母親が自転車屋をやるところを想像したらおかしくて笑ってしまいました。

母「もうお店の図面もできてるんだよね。」

母は本気です。真面目に母の話を聞きました。「愛知県でやるの。助言を欲しい。何かあったら言ってね。そういえばあなたのスポンサーいるでしょ。連絡先を教えて。」とのことです。

どうやら母が自転車屋を始めるそうです。

それを聞いたら自分の事のようにワクワクしてきました。僕のアドバイスで好きなパーツをおけるお店になりそうなんです。さきほど大量の助言メールをスパムのように母に送ったところです。楽しみでたまりません。

さて今日はVilla Amengual村からVilla Maniguales村まで60kmの行程です。いつもより短い距離でのんびりできました。

昨日は暗くて見えなかったけど遊具がある。子供達が遊んでいるのを少しの間だけ眺めてました。

よしッー！今日も気合を入れて自転車に乗りました！

ラベンダーが道の脇にいっぱい生えてる！ほのかに香りが漂ってきます。ラベンダーの花言葉には「期待」という意味もあるそうです。母の自転車屋への助言を考えながら走りました。

この黄色い花は名前が分からずじまいです。知っている方は教えていただけると嬉しいです。読者の方を頼ってすみません。

パタゴニアの雄大な景色や草木をみたり、たまに聞こえてくる鳥のさえずりや牛や馬の鳴き声、大自然を楽しみながら自転車を漕ぎます。

自転車旅の醍醐味は、自転車を止めた時の環境音を聞くことや自然を感じながら呼吸をすることにあると僕は思います。

"疲れたら休めばいい"を繰り返しながら進みます。

そうこうしているうちに到着です。Villa Maniguales村です。

宿探しです。宿を決める際、ダラダラと町を探索するこの時間も好きです。町によって雰囲気が全然違っていてダラダラと探索できない町もあります。この町の雰囲気は落ち着いていて心地良かったです。

1泊1700円で個室、朝食付き、ホットシャワー、快適なWiFiの宿でした。

Hospedajeは"民宿"の意味です。同じスペイン語圏のメキシコでは見られない言葉です。南米に入ってからよく目にする言葉です。メキシコではPosada（民宿）と表記されていることが多いです。

明日はパタゴニアで一番大きい都市コジャイケ（コイアイケ）に向かいます。

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