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ネット上で予約したレンタカーを取りにウィントフーク国際空港（地図）へ。
市内から46kmも離れた場所にあるのだが、どうやって行こうか。バスも調べたけどよく分からない。UberTaxiもない。どこかでタクシーを拾うか…。
ガソリンスタンドでタクシーが来るのを待った。すぐにタクシーがやってきた。僕はタクシーの運転手に「国際空港に行きたいがいくらですか？」と尋ねた。「国際空港！？市内のエロス空港じゃないのかい？」とタクシーの運転手は言った。
「エロスじゃなくてホセアクタコ国際空港。遠いけどいくらですか？」ともう一度訪ねると、「本当にホセアクタコ国際空港！？1400円でいいよ。」
市内から47kmと結構な距離なのに…安すぎないかと思いながらタクシーに乗った。思っていたよりもスムーズにコトが進んだと思っていたが…
本当に未だに謎だが、タクシーの運転手さんが「俺のお兄ちゃんじゃないと国際空港までいけないから、お兄ちゃんのところまで運ぶよ」と言ってきた。よく分からなくてちょっと怖かったが、指示通りにしてみた。疑問に思ってお金は誰に払えば良いのかと聞くと「お兄ちゃんに払ってくれればいいよ」とのこと…。
15分ほどで別のガソリンスタンドまで送ってもらった。送って貰ったことに感謝してチップを払うと、とても喜んでいた。気さくで陽気な運転手だった。別れを告げてから、待っていたお兄ちゃんの車に乗り換えた。
お兄ちゃんの車に揺られること40分。
…
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どうなるかと思ったが、無事にウィンドフック・ホセア・クタコ国際空港（地図）に着いた。
先進的で立派な建物だった。空港内にあるレンタカー屋AVISのカウンターへ。
口コミ通りスタッフさんの対応が良かった。
ネット上から予約していることを伝えると、すぐにレンタカーの手配をしてくれた。借りるのに必要な物は日本のパスポートと運転免許証とクレジットカード（JCBは使えない）。その後、必要書類に記入し保険などの重要事項を確認。ネットでは確認できなかったが、デポジットとして約7000円ほどクレジットカードから差し引かれた。事故など何事も無ければデポジット代は戻ってくる。
Rentalcars.comから予約していてフルプロテクション保険についても説明してくれた。
もし事故などのトラブルが発生したら電話してくれなどの説明を受けた。全部でおよそ10分くらいで手続きが完了。車のキーを受け取って駐車場へ。
TOYOTAカローラ・クエスト。
何と言ってもマニュアル車。こんな時にマニュアル車の免許が役に立つとは。免許取得後、あれからマニュアル車を運転したことがない。怖くて仕方なかった。緊張しながらアクセルを踏んだ。
アフリカは右ハンドルで左車線を走る。日本と同じなので違和感はない。
これでアスファルトではない砂漠の道を走るのだが、果たしてどうなるだろう。先人達のブログを見るとカローラで砂漠を走った旅人も何人かいるので可能なようだが…。
慣れない道を散々迷って、夕方頃に宿泊している宿に着いた。
出発は明日の朝。3泊4日のレンタカー旅が始まる。自転車や荷物を車に入れて準備完了。食料や飲み物も買い込んだ。
初日の予定の地図を作った。まずは自転車で走ってきた道を戻らなければならない。
ウィントフークからB1（舗装路）でカルクランドまで戻り、カルクランドからC21（未舗装路）でマルターヘ。マルターヘからC19（未舗装）でセスリエムへ。約471kmのルート。
もしくは、ウィントフークからB1（舗装路）でマリエンタールまで戻り、マリエンタールからC19（未舗装路）でセスリエムへ。約542kmのルート。
どちらのルートも目的地は一緒だが、できるだけ舗装路で走った方が速く進むので、当日の道路状況を見て決めようと思う。セスリエムではDune45（地図）という砂丘、Deadvlei（地図）という死の沼、Big Daddy Dune（地図）という砂丘、Hidden Vlei（地図）という砂丘などの絶景が見られる。
明日はレンタカーで砂漠に向かって走り出します。
