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ここリビングストン(地図)もそうなのだが、この先はマラリアが高確率で発生する地域だ。
特に11月からの小雨期と共に流行りはじめ、3月以降の大雨期には感染者がより一層増える。まもなく僕の旅も11月を迎えようとしている。マラリアには十分に注意する必要がある。
逃げるようにリビングストンから出発した。
最高気温40℃越えが続き、暑さが苦手な僕には酷だった。490km先の首都ルサカを目指して走り始めた。ルサカは高地にあるので涼しいらしい。調べてみると最高気温36度ほどだった。それを見て早く行きたくなった。ここリビングストンからルサカまでは5日間ほど掛かるだろう。下の画像は今日の地図。
今日はカロモまで128km走る。およそ11時間ほど自転車を漕げば到着できるかなといったところ。
この日も暑くて大変だった。水の消費が思っていたよりも早く、小さな売店を見つけると必ず店内へと入った。ただ小さな集落にあるような売店にはペットボトルに入った水(ミネラルウォーター)は売っていない。あるのは500mlの炭酸飲料とペットボトルに入っていない水だ。ペットボトルに入っていない水はおそらく水道水か井戸水なのだが、僕には病気が怖くて買えない。
何故かこの辺りでは僕と同じように荷物積んで自転車に乗る人が多かった。
HELLO!などと声を掛けると、手を振ってくれたり、返事をしてくれたり、いいねポーズしてくれたり、暑いながらも楽しみながら走った。
上の写真で看板にZIM 9と書かれているが、ZIMBA町まであと9kmという意味だ。T1 78はリビングストンから78km走ったという意味。もうすぐZIMBA町。
ZIMBA町に行けば水などが補給できそうだった。
夕方3時頃、ZIMBA町に着いた。Big Biteという小さな売店で水3ℓ、コーラ500ml購入した。2ℓや1ℓといった大きいサイズのペットボトルに入った飲料水は売ってなかったので、500mlサイズの水を6つ買った。ここザンビア国では2ℓや1ℓなど大きなサイズの水が手に入りにくい。
今日の目的地カロモまで50kmもある。このペースだと夜になってしまう。急いで走り出した。
写真でも分かるように雲が厚くて黒い。途中でスコールだと思うが20分ほど雨に打たれながら走った。
雨に打たれると涼しくて心地よかった。
カロモ町(地図)に着いた頃に辺りが暗くなった。
ここまで来れば到着したようなもの。しかしアフリカの町は照明が本当に少ない。写真では真っ暗に見えるが、向こうの方にうっすら町の灯りが見える。
町の中心にあるガソリンスタンドを越えて未舗装路へと進んだ。暗いながらも道の脇にゴミが大量に落ちているのがわかる。臭いも悪い。いつも思うのだが、こんな劣悪な環境の近くに住んでて何も思わないのだろうか。と関心してしまう。
10分ほどして宿を発見。
暗い部屋だが1拍1600円。日中の暑さで若干頭痛がする。今日は128km走った。
夕食はパンと豆をトマトソースで煮た缶詰を食べた。シャワーを浴びたあと、ゆっくり寝れそうだと安心してリラックスしていた。……しかし窓を見ると網戸が無く、しかも窓が閉まらないような作りになっているので、このまま寝てしまえば外で寝てるのと同じだった。一気に怖くなった。確かに蚊帳はあるが、数日前に泊まった宿もそうだったのだが、蚊帳に穴が開いていた経験があったので蚊帳はもう信用していない。蚊がいなくなるスプレーを部屋で使ったが、耳を凝らすと未だに蚊の羽音が聞こえる。
部屋にテントを張った方が安全だと思った。扇風機をテントにあてて涼しくて快適な空間を作った。この日は昨日からの寝不足もあって、蚊の恐怖から解放されて静かに安全に寝たかった。
明日は66km走ってチョマ町へと向かいます。いつもよりも短い距離なのでリラックスして走れそうです。あとは珍しく自転車屋があるので行ってみます。もしかしたら良いパーツが見つかるかもしれない。