赤い湖とフラミンゴ…地獄でキャンプする！

世界一厳しい道はまだ続きます。
5泊目は、湖の近くにある安宿で宿泊。（地図上だとこの辺り）
早朝に荷物をまとめる。
気温は5度ほど、手がかじかむ。

すべての荷物を自転車にのせると、今日もどっしりとしている。

宿から少し離れて、無音の中で冷たい空気を味わう。
身も心も軽くなったような気がした。

写真を数枚とった。
風はない。

今日の目的地は、地図上だとこの辺り
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温泉、宿、レストランがあって食料とドリンクが購入できるらしい。
距離は約60kmほど。
途中で大きな山があり、標高4900までのぼる。
到着できなければ、途中で野宿する予定だった。

宿に戻って、急いで朝食を食べる。
朝食はパンケーキ2枚
コカ茶（南米高地のお茶）を4杯
多めに水分をとった。

宿に宿泊したみんなも、朝早くから出発するらしい。
各々、準備を始めていた。
宿の近くにある売店でコーラ1本2ℓを購入。
これで水6ℓ、コーラ2ℓ。
かさばって、鞄がいっぱいになった。
これだけあれば4日はもつ。

みんなに見送られながら走り始める。

…( ﾟДﾟ)

…

…( ﾟДﾟ)

やっぱり湖が赤い( ﾟДﾟ)
フラミンゴもいる(ﾟ∀ﾟ)
啼き声が聞こえる…カワイイ(ﾟ∀ﾟ)
…

目の前にある山の頂上付近を（4900m）を目指す。
少しづつ山が近づいてくる。

地面が白くなってきたり…

茶色くなってきたり…
少し曇ってきて、風もでてきた。
雨が降ってこないと良いけど…( ﾟДﾟ)
もし雨が降ると、宝石の道はさらに過酷になる。
道路が沼みたいになるらしい…(´Д｀)
恐ろしい( ﾟДﾟ)
晴れてくれるのを祈りながら走った。
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…

ここから、山をのぼり始める。
写真では伝わらないが、傾斜がすごい。

最初は走れる道だったが、石と砂が多くなって自転車で走れなくなった。
自転車を押し歩いた。

少しづつのぼってきた。
大きな雲のせいか風が異常に強く、今にも雨が降りそうだった。
前を向くと息ができないほどの強い風。
標高が高いこともあって、息が詰まって呼吸がおかしくなる。
ずっと下を向いたまま、自転車を押して山をのぼった。

後ろを眺めると、だいぶ登ってきた。
相変わらず、雲は厚い。

坂をのぼり終えて、大きな岩がところどころにある高原。
…不思議な景色、標高4700mあたり。
ここから、もう一つ山を越える。

写真では解りにくいが、かなりの傾斜。
雲もすごい…( ﾟДﾟ)
後ろを振り返ると…

凄い登ってる( ﾟДﾟ)
…( ﾟДﾟ)

疲れが見える(ﾟ∀ﾟ)
夕方になると、さらに風が強い。
…

みぞれ降ってきた(´Д｀)
もうダメかも…
すぐに、やんで良かった…(´Д｀)

厳しい傾斜の上り坂が続く。
岩が多く、道はせまい。
なかなか自転車で走らせてもらえない。

サンダルじゃなくて良かった…
…
もうすぐ陽がくれそうだけど…
こんな場所で寝たら、岩で痛いだろうな…(´Д｀)

もうちょっとで頂上

標高4900mまで、のぼってきた。

赤くなってきた

風が強い…
キャンプするために、できるかぎり風の少ないポイントを探そう。

暗い中を歩き続ける。
水蒸気の吹き出す音がする。
温泉が近いのかな…
音のするほうへ。
…
しばらくすると、水蒸気が白く噴き出しているのが見える。
風も少ない…地面も柔らかい…
暗闇で宝石をみつけたかのよう
この辺りでキャンプしよう。（地図上だとこの辺り）

暗い中、テント設営。
テントの中で、寝る前の動画を撮影。
定期的に出る水蒸気の音を聞きながら、就寝。
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…
朝5時30分ごろ、数台の車がこちらに走ってくる音で、目が覚める。
テントを開けると…

( ﾟДﾟ)

水蒸気のまわりに観光客がいっぱい( ﾟДﾟ)

急いで荷物をまとめて、出発。

水蒸気…

あったかい( ﾟДﾟ)
…
…続く
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