世界一厳しい宝石の道も、もうすぐ終わり。
6泊目は、地獄近くで野宿。
今日は、湖ラグナ・ブランカ(地図上でこの辺り)にある宿を目指す。
ボリビアとチリの国境沿い。
ボリビア最後のホテル
距離は約65km。
4700mまでのぼる、大きな山が1つある。
自転車で道を走ることができれば、到着できると思っていた。
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たくさんの観光客が来た( ゚Д゚)
早朝5:30
ここは水蒸気が出ているだけで、温泉に入れる施設があるというわけではない。
硫黄の匂いもほとんどない。
さっきまで賑やかだったのに…
やや寂しさを感じた。
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( ゚Д゚)
もっと硫黄の匂いがするのかと予想していたけど、やっぱり硫黄の匂いはほとんどない。
何の機械だろう…( ゚Д゚)
舗装されていないけど、この道なら自転車で走れる。
このままいけば、あっという間に目的地に到着できそうだった。
チリに入国して、120km先のサンペドロ・デ・アタカマまで走ってしまおう。
彼はウシュアイアから北へ。
自分とは逆の方向に向かっていた。
少しお話して、仲良くなった。
今日の目的地は湖ラグナ・ブランカ(地図上でこの辺り)だと伝えると…
「…未舗装の道50kmでものすごい風。標高4700mまで登る必要がある。一日で到着するのは難しい…」
と言われてしまう…( ゚Д゚)
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お互いの旅に幸運を祈ってお別れ。
湖が近づいてきた。(地図上だとこの辺り)
さっきの中国出身のチャリダーは、ここに宿泊していたらしい。
レストランがあって、食糧とドリンクも補給できる。
入る場合は、水着着用とのこと。
もちろん混浴
開放的…( ゚Д゚)
…
( ゚Д゚)
日本の施設がこんな所に…
2日前に、ドイツのお兄ちゃんがこの温泉に入った水着の美女を見せてくれたんだけど、

…
写真は撮れなかったけど、みかんとコーラをくれたおじちゃんと仲良くなった。
ツアータクシーの運転手さんで、3日前からせんまるを見ていたらしい。
嬉しくなる( ゚Д゚)
仲良くなって、FBを交換。
のぼり坂なのに、常に強い風。
中国出身の自転車乗りが言っていた言葉を思い出す。
確かに凄い向かい風だけど、目的地に必ず到着したい
時間を気にしながら、ペダルを必死にこいだ。
…
山を越えて…
さっきよりも強い風になったように感じる。
道にたまっている砂が少なくなってきた。
湖の反対側に、目的地の宿がある。
全然似ていないけど、メキシコのカンクンのビーチを思い出す。
この辺りは、なぜか白ワインの匂いがして印象的だった。
なんだろう…( ゚Д゚)
前を向こうとすると、呼吸がおかしくなる。
ひたすら下を向いて走った。
何だろう…

とりあえず中に入ろう( ゚Д゚)
お姉さんに、今日中にアタカマまで行きたいと伝えると…
「この先に大きな山があるわ。今日は目の前にあるホテルで休んだ方が良いわ」
との事。
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このまま走れば、陽が落ちる前にチリのアタカマに到着できるかもしれない。
…
少し考えて、お姉さんのアドバイスを選んだ。
目の前にあるホテルで宿泊することにした。(地図上だとこの辺り)
ボリビア最後のホテルで、泊まるのも悪くない。
すでに何台か車がとまっている、何人か宿泊客もいそうだ。
部屋に入ると、とにかく温い( ゚Д゚)
外の風に当たりすぎていたからだろう。
熱いお茶で、体がジーンとする( ゚Д゚)
一気に食べた。
もうお馴染みのボリビア産ワイン。約500円。
夕方から飲みだす。
ワインを飲んでいると、夕食の時間に…。
美味しい。
何が入っていたか忘れてしまった。。。
普段なら覚えているのに…たぶん疲れていたんだと思う(´Д`)
宿のおばさんが大盛りにしてくれたみたい。
美味しくてたまらなかった。
本当にありがとうございます。
…
ボリビア最後のワインを飲んでから、ベッドに入った。
目を閉じると、心地よかった。
明日は、チリに入国。
どんな国なんだろう。
…
楽しみで仕方なかった。
続く…
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ボリビアの最後の夜はゆっくり寝れたかな?
いよいよ、チリ入りですね。
なんか、自分までワクワクしてきました。
レポートたのしみにしてます。
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誰も、通りがからない孤独な道かと思ったら
いろんな人との出会い、見守り、助けが
あるのですね。
国籍とか越えて、人間同士・・・仲良くやれる!
せんまるさんだからかな?
心温まる、ブログを読ませて頂き、ホッとしました。
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はじめまして、2001年11月にここを走っていました。
偶然貴ブログをみかけて、同じコースを辿った者として共感の嵐ですwww
自分はウユニ塩湖からColchakK~Sanfuan経由でこの道に入りました。キツかったですね。ものすごく。
写真を拝見して当時と全く変わらない道に懐かしさというか郷愁のようなものを感じます。もう一度走りたい。
実はラグーナコロラダまで行って食料が無くなってラグーナベルデまでヒッチしたのです。完全に舐めきっていたのです。自分なら一気に行けるって。でもノックアウト。
ラパスからウシュアイア間で唯一ヒッチした区間でいまだに心残り。
今はパタゴニアでしょうか。最高の場所ですね。R40もかなり舗装が進んだようですが、風は相変わらず。踏ん張って。